掛川と新所原を結ぶ
天竜浜名湖鉄道。
その天竜二俣駅で転車台を見学してきました。
転車台は、車両の向きを進行方向に向けるために用いられる設備で、
SLが走っていた頃はもっと多くの駅で見られたようですが、最近は
現役で活躍している姿を見られるのは、全国でもごくわずかと
なっているそうです。
目の前で転車台を動かして車両の向きを変えてくれます。
転車台だけでなく駅構内の施設のほとんどが、昭和15年の
旧国鉄二俣線開業当時に建設されたもので、国の登録有形
文化財に指定されています。
年月を経た木造の建物が趣ある雰囲気を醸し出しています。
今回のメインの目的地はこちら
浜松市立秋野不矩美術館。
地元の天竜杉が多く使われ、壁には藁入りの漆喰が使われるなど、
自然素材がふんだんに取り入れられた館内は長居したくなる雰囲気でした。
スリッパを脱いで鑑賞するスタイルも床(籐ござ・大理石)の感触を得ながら
リラックスできて気に入りました。
ちょっと残念だったのは、特別展をやっていて秋野不矩さん以外の作品が
多かったこと。
また来ればいいか・・・。